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宮古島ドイツ文化村 なぜ宮古島にドイツ?

ドイツの商船「R.J.ロベルトソン号」は、ドイツのハンブルグ港からお茶等の貿易品を中国福州から積み、オーストラリアのアデレードに向けて出港します。当初、台湾の南を通過して太平洋に出る航路を予定していたが、南風が強い為台湾と宮古島の間を通る航路に変更し、台風に遭遇。暴風でマストは2本折れ、乗組員2名が死亡。10名いた乗組員は8名となり、マストを失ったロベルトソン号は漂流を続け、宮古島の南岸へ流れて宮国沖のリーフ(現在のうえのドイツ文化村の沖合)で座礁し宮古島の住民が救助し手厚く介護しました。難波救出から34日後、帆船で中国を経由してドイツへと帰国しました。このような祖先の勇気ある偉業を称え、その博愛の心を広く文化遺産として後世に伝えるとともに、国際交流や地域との交流を推進し地域の活性化が図れる拠点づくりの為、「ドイツ文化村」は策定され、1996年には「うえのドイツ文化村」がグランドオープンしました。

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